特集「ISO9001追補改正版対応方法」
ISO9001の規格改正に関して、認証機関の説明会をはじめさまざまな場で解説がなされているが、これらの中身は専ら、ISO9001:2008とISO9001:2000との比較が中心のようである。だが特集記事を執筆してくれた寺部氏は別の見方を説く。ISO/TC176国内委員会の報告の中で、「ISO9001の規格解釈に曖昧な点があり、必ずしも2000年版のISO9001の意図を正しく理解しないで、品質マネジメントシステムを構築・運用している例が見受けられる」と述べられていること、現在のISO 9001の認証について過半数の組織はISO9001/2/3:1994から認証取得していたと分析されること、さらに最近認証取得した組織の多くが組織独自の検討よりも過去の事例などを参考にしてシステム構築していることなどから、今回の追補改正の中身を理解するにはISO9001:2000との比較だけでは不十分だというのだ。すなわち、1994年版にまで遡り、94年版から2000年版、そして今回の追補改正という流れの中で、追補改正版で述べられている内容がどう変わってきたのかを捉えることが欠かせないという。この特集記事の意図を読みとっていただき、ぜひ御組織でもマネジメントシステムの見直しを図ってもらえたらと願う。(編集部)
2009年4月号(137号 2009年3月10日発売)
変形A4サイズ/106ページ/価格1,400円[税込み]
特 集
■ISO9001追補改正版対応方法
寄稿/財団法人日本燃焼機器検査協会マネジメントシステム認証センター所長 寺部哲央
News & Reports
■環境目標への組み込みや、指針・ガイドライン策定が増加
環境報告書から読み解く生物多様性への取り組み P44
取材先/企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)コミュニケーション部会長 鹿島建設株式会社環境本部地球環境室課長 山田順之氏
■The ISO Survey 2007 P48
ISOマネジメントシステムの世界認証件数を発表
■「ISOマネジメント成果事例発表大会」 P58
日本能率協会が開催! 25社のMS有効活用事例登場
連 載
■JABから社会へのメッセージ 〜認定機関としての役割〜 P01
第1回 良質な“認定”サービスの提供を目指して
執筆/財団法人日本適合性認定協会(JAB)専務理事 事務局長 井口新一
■リレー連載 今、求められている審査とは 認証機関&登録組織 P04
登録組織13 ISO 9001を構築した体制による審査を望む
執筆/日本電計株式会社専務取締役/経営戦略室長 ユウアイ電子株式会社代表執行役会長 伊藤明
■今月の旬な人に直撃 P05
第43回トイレを通してさまざまな社会的課題に取り組む
取材先/日本トイレ研究所所長 加藤篤 氏
■リレー連載 今、求められている審査とは 認証機関&登録組織 P08
認証機関13 価値を認めて頂ける審査“登録証の価値”を高めることのできる審査
執筆/財団法人日本規格協会理事 森住光男
■アイソス日記〜 中尾優作のブログ〜 P09
■サロンで議論 P36
我輩は管理責任者である
執筆/アイソワールド運営責任者 辻井浩一
■審査実例への疑問 〜審査側と登録側による往復書簡で徹底検証〜 P38
第1回 マニフェスト
登録側/Webサイト『うそ800』主宰者 おばQ
審査側/ロイド・レジスター・クオリティ・アシュアランス特別技術顧問 星野矩之
■ご存知ですか? 企業活動の信頼性をアップする第三者審査・検証・コメント P40
第1回 AA1000AS(2008)の発行とサステナビリティ報告の新潮流
執筆/SGSジャパン株式会社認証サービス事業部 西利道
■日常語:ISO27001 スピンオフ P42
第1回「事件は会社で起こってるんじゃない!」
執筆/マネジメント改善研究所 切石庄之介
■QMSの有効性を求めて TS審査の現場から P43
第1回 プロセスの全体設計
執筆/MSコンサルティングオフィス代表(ISO/TS 16949審査員) 雨宮博昭
■ISO9001:2008追補改正版を斬る P63
第1回 改正の背景と認証制度の信頼性向上への取り組み
執筆/社団法人日本能率協会理事・審査登録センターセンター長 安倍徹
■QMS規格の活用提案 組織力強化と技術力の向上による持続的成長のために P70
第1回 第三者認証審査のあり方を再考する
執筆/株式会社マネジメントシステム評価センター企画部長 三戸部徹
■体験的システム解析工学概論 P74
第4回ソフトでは技術より人に着目
取材先/東京大学大学院工学系研究科特任教授 飯塚悦功氏
■弾力的なシステムに改善しQMSを経営改善に生かす方法 P78
第1回 この不況時になすべきこと
執筆/株式会社ISOレベルアップ社代表取締役 門田聿二
■環境管理・環境経営最前線 JEMAIが推進する様々な支援プログラム P80
第1回 製品と組織の環境管理
執筆/社団法人産業環境管理協会(JEMAI)製品環境情報事業センター副所長 壁谷武久
■企業の環境活動と第三者認証 P84
第1回 温暖化対策に関する国内排出量取引制度
執筆/ビューローベリタスジャパン株式会社システム認証事業本部地球環境部主任 佐野史馬
■社会起業家を支援しよう〜企業価値を高めるCSRのために〜 P90
第7回 ファイザープログラム
執筆/フリーライター今 一生
■食品の安全・安心を考える P92
第1回 食品偽装問題と食品の安全について
執筆/株式会社キョクイチ品質管理室室長 山口博
■注目!事業継続マネジメントシステムBS 25999 最新事情 P96
第1回 BS 25999 認証取得状況
執筆/BSIマネジメントシステムジャパン株式会社マーケティング本部プロダクトマネージャー米澤寿員
■BCM導入のすすめ 事業継続マネジメントへの対応は待ったなし P99
第1回 なぜ進まない? 中小企業のBCM導入
執筆/フリージャーナリスト古俣愼吾
WOW!
土佐鰹水産がMSC認証取得へ取り組み中、カツオ漁業として世界で初の見込み MSC認証は世界で39件、審査機関はムーディー・マリンがトップシェア/ISO/TS 16949新会社・SRI-JICQAコーポレーション 既存のISO認証登録企業にISO/TS 16949の普及をねらう P89
エコステージ「2009年環境経営講演会」開催 経済産業省管理システム標準化推進室長が来賓挨拶、中谷巌氏が基調講演 P94
JQAがドイツの認証機関DQSとの提携強化 海外審査サービスの一層の強化へ P102
And more
目次 P02
今月の旬な話題 P06
書評 P95
JAB NEWS P101
編集後記/次号予定etc. P103
DATA 国内認証件数(ISO 9001&14001) P104
アイソス新規年間購読申込書 P106